6月22日は、乳がんで34歳という若さで亡くなって小林麻央さんの命日だそうです。
亡くなったのは4年前なのですが、当時、自分と同じような小さな子を育てながら闘病されている麻央さんの想いを、ブログをみながら想像したものです。
先日、同じく「がん」で父が亡くなりました。
手術は受けず、積極的な治療は受けないことを自分で選び、穏やかに亡くなっていきました。
がん、ということがわからなければ、老衰ってこういう感じだろうな、という最期でした。
分かっていたことでも、もちろん悲しくて涙が出るんだなぁと思いました。
思い出してみると、農家出身の父は音楽が好きで家には父のギターがありお酒の席で弾いていたこともあったなぁ、と。
家族5人で1度だけ連れて行ってもらったミュージカル「CATS」
どこか忘れてしまったけれど、豊橋の生の演奏が聴けるお店に(子どもが行く感じのお店ではなかったのですが)高校生の時に制服のまま連れていってもらった記憶があります。
ピアノを習わせてくれたのも、恐らく父の想いがあってのことだと思います。
狭い賃貸の部屋に置いてあったアップライトピアノ。決して安くない買い物だったと思います。
中学生になる頃には、現在の実家に引っ越して私はピアノ以外にも吹奏楽部で管楽器を吹いていました。
私のことに興味がないのではないかと思えるほど自由にやらせてくれて、おかげで私は自分のこれ!と思うことだけに集中して道を進むことができたように思えます。
ありがとね、お父さん!