こころをこめてうたう①

以前コチラでつい書いてしまったぎっくり首、ずいぶんと良くなりました!

よい整体の先生に出会えて、身体と心のメンテナンスの大切さに気付かされました。

 

昨年11月に風邪を引いてから、ひどい鼻詰まり&声が出にくくなりずっとそのままだったのですが見事に復活!!

気持ちよく歌えないことがまたストレスとなり良くない循環になっていたようです。

それに気づくためのぎっくり首だったのだと思います。

 

今日は、うたうこと、について私の思うところを綴ってみたいと思います。

 

自己紹介にも書きましたが、私はすごく内気な子ども時代を過ごしていました。

家族だけの時は大丈夫だったのですが、大勢で行ったカラオケでは超小声になり、そのことで姉からからかわれて、ますます歌うことができなくなる、ということもありました。この小さなトラウマはしばらく引きずっていたことを覚えています。

 

そんな私が今、弾き語りライブをしている訳ですが、ここまで来る間には様々な人との出会いがあり、影響を受け、励まされ(音楽関係の人ばかりではありません)今の私を形作ってくれていると思うのです。

 

自分で書くのをためらいますが、私の少ない自信の中に、耳、があります。音を聞き分けるための、よい音作りには欠かせないパーツで、この耳を授けてくれて、活かしてくれた(幼いころからピアノと触れ合わせてくれた)両親に感謝しています。

 

私はこの耳のおかげで、音程をとることに苦労することは少なく、しかし、子どものころは音程だけをきちんととった、機械的な歌い方をしていたことを覚えています。

これは私が弾いたピアノにも同じことが言えて、正確に弾こうとこころがけていましたが、心をこめて弾くということがどうしてもできなかったのです。

今思い出すと、その原因は「心のキズ」だったように思われます。

忙しい両親。勉強もでき頭の回転のはやい姉との比較のことば。スポーツのできる妹との比較。幼い私の頭の中を占めていたのは、「じぶんはダメな子なんだ」

という気持ちでした。

私をそのまま受け入れてくれる言葉がほしかった。

 

誤解のないように伝えたいのですが、私は今までと現在の環境に感謝しています。

優しかったピアノの先生のおかげで今の私があります。

ですが、私がその先生からたびたび言われた

「おねえちゃんのように」

というひとこと。

これは先生にしてみれば、わかりやすい説明だったのでしょう。近くにいる姉が感情を曲にのせて弾いていましたから。

私はこの言葉を聞くたびに「じぶんはダメな子なんだ」と本気で思い、凍りつく気持ちで感情を感じないよう奥へ奥へと押し込めたことを鮮明に思い出せます。

 

 

ちょっと、長くなりすぎたので、続きはまた日を改めて書きたいと思います。

長文お読みくださりありがとうございます!!