前回からの続きです。
つまらない内容かもしれないです〜。
一度出し切ろう!!との気持ちでアウトプットしています。
感情を抑え込んだことは、ピアノに限らず、普段の生活でもそうだったと思い出せます。
私は、なるべく目立たないよう、迷惑をかけないよう、大人の手を煩わせないように、と抱え込む子どもになっていきました。
でもそれは子どもの頭で考えていたことであり、結局は両親や周りの大人に守られて生活していただけのことでした。
ピアノの話に戻します。
学生時代の先生のピアノレッスンは、それまで受けていたレッスンとは天と地がひっくり返るほど違うものでした。
具体的な奏法、先生の素晴らしいお手本演奏を見聴きし、作曲者の性格、曲がかかれた背景などいろんなことがひとつの曲の中と周りにあり、曲を弾くことはそういうことを知った上で、弾き込まなければならないということを知りました。
私は上達したい!!との意欲が湧き、はじめてのめり込むようにピアノを練習しました。
その先生に言われた忘れもしない言葉が
「磯部(旧姓です)は色気がないねん!」
私はこの時もまだ、私は正確に音をひろうことが中心の、面白みのないピアノ演奏をしていたと思います。
先生から、
「ここはこういうふうに(情熱的に)弾きたくならないの?」
と聞かれても、長い間感情を閉じ込めて弾いていたため、どうしていいのかわからない、というのが19歳の私の本音でした。
今思えば不思議です。
音楽のいちばんの醍醐味である、気持ちを、心を音にのせること、を知らずに、それでも音楽の道へ進もうという意思があったこと。
その先生の熱心な指導を受け、私は少しずつ、感情を込めて弾くことを知りました。
はじめは先生のいう通りに。実はそれだって、怖くて仕方がなかったんです。
だんだんと、ここはこんなふうに弾きたい、ちがうなーもっとあんな音が出たら!!
と欲?が出てきました。
周りにはピアノの上手な同級生や先輩後輩がいたので、そういう環境であったことも恵まれていました。お手本だらけだったのです。
スマホ画面ってずっと見てると疲れちゃいますね!
続きはまた書きたいと思います。