私自身の練習

以前息子と娘の練習について書きました。

今日は自分自身の練習について書いてみたいと思います。

 

 

 

私はこの曲弾きたいな〜と思ってから、実際に弾きはじめるまでに時間がかかり、そして譜面を読むのにものすごーく時間がかかるタイプです(笑)

 

笑えないほど多くの時間をかけて譜読みしていることに気づいたのは学生時代。

周りにピアノを弾いている人が同級生だけでも30名くらいはいて、友人の練習を傍らで見ていることもありました。

連弾の授業もあり、すごく上手な子と組んでしまったというあの時も、楽譜をパッと見て弾けちゃう子というのはこういう感じなんだーと驚いたものです。

 

その代わりといっていいのかわかりませんが、時間がかかるだけに、弾けるようになる頃にはその曲を覚えていて、暗譜に困ったことは一度もありません。ありがたや〜。

 

 

 

最近、ひとつ区切りがあって、やるべき曲(有り難く、お話いただいています)が今現在なくなり、数日脱力して過ごしていたら1年以上も前から譜読みしているピアノ曲をすごく弾きたくなりました。

 

5ページあるこの曲は私には難易度高く、ゆっくりとしか進まずいたのですが(このマイペースを楽しんでいます)昨日カチリとスイッチが入ったような音がして、私にしては珍しくばーっとあと1ページを残す所まで譜読みを進められて、ずっと弾いていた1、2ページ目は覚えてしまいました。

 

たまにこういうことがあります。いつもだったらいいのにな🎶

 

私は、やりたい曲をやりたい時に弾いてよいという自由の中にいるので、すごく幸せです。来週までに、、、とか今日も明日も必ず練習。ということはないのです。

 

一方で、月に一度のペースで先生に曲を見ていただき、時には数日で何曲かを仕上げなければならない、という厳しさの中にもいます。

こういう時にしか出せないパワーがあり、この厳しさの中に身を置けるありがたさを感じています。

 

 

マイペースの中にも、与えられたペースの中にもそれぞれの学びがあるなぁと思いながら、取り組んでいます。

どっちがいい、とかじゃないんです。